今月の月例セミナーは海上保安大学校海上保安国際研究センター主任研究員の山影統先生による、「日中海上保安体制と中国の海保『認識』」というテーマでのご講演になります。
日中関係が困難な局面を迎える昨今、尖閣諸島周辺における中国海警局(海警)の動向は、近年日本国内で多くの報道がなされています。そして、海警に対応しているのが日本の海上保安庁(海保)です。2022年の「国家防衛戦略」では、海保を「海洋の安全保障の担い手」と位置付けています。言い換えれば、海保と海警は日中双方にとっての海洋安全保障の最前線で日々相対しているといえます。
こうしたなかで、そもそも中国国内で海保という存在はどのように議論されているのでしょうか。中国の海保「認識」を検証することで実は様々なことがみえることを山影先生に解説いただきます。また今後中国の海洋安全保障政策がどこに焦点を置くのかについてもご講演いただきます。
貴重な機会ですので、奮ってご応募ください!
NPO法人海外安全・危機管理の会
代表理事 菅原 出
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【第69回外交・安全保障月例セミナー】(会場&オンラインのハイブリッド開催)
【テーマ】「日中海上保安体制と中国の海保『認識』 」
【日時】2025年12月20日(土)15:00〜17:00
【会場】東京都新宿区内
※ 本セミナーは、対面・オンラインのハイブリッド開催です。
※対面会場の詳細及びzoomリンクは参加者のみにお伝えいたします。
【講師】
山影統先生(海上保安大学校 海上保安国際研究センター)
<講師プロフィール>
専門は中国外交(史)、国際政治。東京大学などで非常勤講師を担当し、2023年から現職。現在は海上保安大学校海上保安国際研究センターにて中国地域研究の専門家として、中国の海洋政策の研究にあたる。
【当日のスケジュール】
14:30:開場 受付開始
15:00:分析会(詳細は後日お伝えいたします)
15:30:山影先生ご講演「日中海上保安体制と中国の海保『認識』」
17:00:閉会 ※閉会後、有志で懇親会(対面のみ、事前申し込みした方のみ参加頂けます)
【セミナー参加費】
◆学生: 500円
◆社会人: 2000円
◆OSCMA会員(法人正会員、法人賛助会員、個人正会員、学生会員):無料
◆オンラインアカデミーOASIS会員:無料
◆2025年度サマセミ参加者:無料
※学生向け回数券(セミナー5回分)2000円、社会人向け回数券(セミナー5回分)8000円の購入も可能です。事務局までお問い合わせください。
【定員】対面50名
オンライン50 名
【締め切り】12月17日(水)
【申し込みフォーム】こちらのフォームからお申し込みください。
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運営:NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)
外交・安全保障プロジェクト 学生事務局
