コラム 安倍元首相暗殺は“民主主義への脅威”ではなく“警備の失敗” 7月8日午前11時半頃、参議院選挙の街頭演説中だった安倍晋三元首相が、背後から近づいた男に銃撃され死亡した。本コラムでは、危機管理やセキュリティ対策に携わる人間の一人として、今回の安倍元首相殺害事件について思うところを記したい。 2022.07.10 コラム
コラム ロシアによるウクライナ侵攻と今後の世界 ロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始してから3月6日で10日が経過しましたが、戦争は激しさを増しており、国際情勢を大きく揺さぶっています。プーチン大統領は3月3日にフランスのマクロン大統領と電話会談した際、「目的を達成するまでウクライナでの軍事作戦を続ける」ことを明言したと報じられています。戦争はそう簡単には終わりそうにありませんが、このロシアによるウクライナ軍事侵攻が、今後の国際秩序にどのような影響を与え、国際関係がどう動く可能性があるのか、今後の展開について考えてみたいと思います。 2022.03.06 コラム
コラム タリバンの“逆襲”が始まった! 9月7日にイスラム主義勢力タリバンは33人の閣僚からなる暫定政権の名簿を公表し、アフガニスタンの新政権をスタートさせました。8月15日にあれよあれよという間に首都カブールを制圧してから早一か月。いまだにタリバン新政権を正式に承認する国はありませんが、アフガニスタンをめぐる関係国間の駆け引きが激しさを増しています。本コラムでは、タリバンが発表した暫定政権の顔ぶれから、この新政権の性格、そして主要国に対するアプローチについて、現時点で予想されることをまとめてみました。 2021.09.16 コラム
コラム “ゴッドファーザー”は元国防大臣?③ シリーズ最終回となる今回は、メキシコにおける「シエンフエゴス将軍逮捕事件」の調査やその後さらに悪化する米墨関係が、「麻薬戦争」に与えた影響についてみていきたいと思います。 2021.09.02 コラム
コラム “ゴッドファーザー”は元国防大臣?② 元メキシコ国防大臣が任期中に麻薬カルテルとつながり、麻薬密輸や資金洗浄に関与した容疑によりアメリカで逮捕された事件。今回は、この事件を理解するうえで重要なメキシコにおける警察や軍の位置づけや政治とのかかわりについて考えます。 2021.08.14 コラム
コラム “ゴッドファーザー”は元国防大臣?① 元メキシコ国防大臣が任期中に麻薬カルテルとつながり、麻薬密輸や資金洗浄に関与した容疑でアメリカで逮捕された! この事件は、メキシコにおける麻薬戦争と深く関わっています。なぜこの元国防大臣はアメリカで逮捕され、その後無罪放免となったのか? 本コラムではメキシコ麻薬戦争という側面から今回の事件の真相に迫り、その大きな背景としてのメキシコの現状を考察していきたいと思います。 2021.08.10 コラム
コラム 【用語解説】ハイブリッド戦争とは何か? 「ハイブリッド戦争」という言葉をご存知でしょうか。2014年にロシアがウクライナ領・クリミア半島を併合したいわゆる「クリミア危機」を契機に、近年、深刻な安全保障上の脅威として注目が集まっています。事例も交えて本コラムで解説します。 2021.08.05 コラム用語解説
コラム 【用語解説】エアパワーとは エアパワーとは主に各国の空における力、特に空軍や海軍航空隊の戦力を示す言葉です。本稿では従来の航空戦力を主軸とするエアパワーに絞って解説を行います。 2021.07.31 コラム用語解説
コラム アフガニスタンは米国が中国に押しつけた“負担”なのか? 米軍のアフガニスタンからの撤退が急ピッチで進められています。8月末までにすべての米軍部隊の撤退を完了させることになっていますが、予想通り、タリバンの攻勢が各地で激しさを増しています。今回は、米軍のアフガン撤退の影響や今後の注目点について考えてみたいと思います。 2021.07.21 コラム
コラム 核協議大詰めで高まる米・イラン間の緊張 米・イラン核協議は4月6日の第1回から6月20日までに6回開催されています。この6回目の協議が終了した時点で、イラン政府代表のアラグチ外務次官は、「決定を下すため」に帰国すると発言し、協議が最終段階に入っていることを示唆していました。 2021.07.09 コラム