今回は石原敬浩先生(元海上自衛隊幹部学校教官)を講師に迎え、「グリーンランドを中心とする北極海の地政学と日米同盟」というテーマでご講演いただきます。
今年1月、「グリーンランドはアメリカが所有すべきだ」というトランプ氏の発言が大きな波紋を呼びました。 ウクライナ戦争以降、ロシアとNATOの対立は激しさを増しています。太平洋側でも中国の海洋進出とともに中露連携が強化され、両国が協力して北極海での活動を行うようになりました。 トランプ氏の発言が象徴するように、グリーンランドをはじめとした北極海は国際政治における新たな対立の舞台になっています。
それと同時に、気候変動によって北極海周辺の地理的条件も大きく変化しています。北極海航路やこの地域の資源開発をめぐる大国間競争は今後さらに激しさを増すことが予想されます。
そこで今回は、北極海を巡る国際関係のエキスパートであられる石原敬浩先生をお招きし、こうした変化にいかに対処すべきかご講演いただきます。
大変貴重なセミナーになりますので、皆様、奮ってご参加ください。
NPO法人海外安全・危機管理の会(OSCMA)
代表理事 菅原出
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【第63回外交・安全保障月例セミナー】(ハイブリッド開催)
【テーマ】「グリーンランドを中心とする北極海の地政学と日米同盟」
【日時】2025年3月22日(土)15:00〜17:00
【会場】※ 本セミナーは、オンライン・対面のハイブリッド開催です。
東京都内(会場詳細は参加者のみご連絡致します)
【講師】石原敬浩 先生(海上自衛隊幹部学校 非常勤講師)
<講師プロフィール>
安全保障、軍事・海洋戦略研究者。海上自衛隊幹部学校非常勤講師。防衛大学校卒業後、海上自衛隊に入隊。艦艇勤務を経て、防衛大学校教官、防衛省防衛局、海上幕僚監部広報室、海上自衛隊幹部学校戦略研究室教官などを歴任。米海軍大学および青山学院大学大学院(国際政治学修士)修了。慶應義塾大学総合政策学部非常勤講師を兼務(2016–2024年)。
主な著書に、『北極海 世界争奪戦が始まった』(PHP新書、2023年)、共著『アメリカの対中軍事戦略 エアシー・バトルの先にあるもの』(2016年)、『国際安全保障がわかるブックガイド』(2023年)、『自衛隊最高幹部が明かす 国防の地政学』(2025年)など。
【当日のスケジュール】
14:30:開場 受付開始
15:00:分析会「英国の海底インフラ保護政策―英海軍の多用途海洋観測艦導入から―」
田尾和輝(駒澤大学法学部政治学科4年)
15:30:ご講演「グリーンランドを中心とする北極海の地政学と日米同盟」
17:00:閉会 ※閉会後、有志で懇親会(対面のみ、事前申し込みした方のみ参加頂けます)
【セミナー参加費】
◆学生: 500円
◆社会人: 2,000円
◆OSCMA会員(法人正会員、法人賛助会員、個人正会員、学生会員):無料
◆OASIS会員:無料
※学生向け回数券(セミナー5回分)2000円、社会人向け回数券(セミナー5回分)8000円の購入も可能です! 事務局までお問い合わせください。 (https://oscma.org/join/ )
【定員】対面50 名 オンライン50 名
【締め切り】2025年3月15日(土)
【申し込み】以下のフォームからお申し込みください。
※申し込みは締め切りました
【お問合せ】 事務局・小林佑太朗 gaikoanpo[at]gmail.com ※[at]は半角@に置き換えてください