コラム

米・イラン対立の歴史を理解する

米国とイランが核問題をめぐる対立を続けています。バイデン米大統領はトランプ前大統領と違い、イランとの核交渉再開に意欲を示しているようですが、政権発足から2か月以上が経ちましたが、いまだに交渉再開の兆しは見えていません。 それどころか、“イラクで米軍基地がイラン系武装勢力の攻撃を受けた”とか、“米軍がシリアでイラン系武装勢力の拠点を空爆した”とか、“イランが支援するイエメンのフーシ派がサウジアラビアの石油施設を攻撃した”などというニュースがたびたび報じられ、中東からは軍事的な緊張が続いている様子しか伝わってきません。
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新プロジェクト スタート!

本プロジェクトでは、国際政治アナリストや危機管理アナリストとして活躍する菅原出(すがわらいずる)によるコラムを執筆するほか、実行委員長を務める『外交・安全保障サマーセミナー』の運営メンバーが国際問題に関わるニュースや用語を解説します。