セミナー案内

【終了】第22回外交安全保障月例セミナー(オンライン講座)のご案内

今月もオンラインで月例セミナーを開催いたします。 今回は、デイリーNKジャパン編集長でジャーナリストの高英起様をお招きして、「金正恩の新経済戦略とバイデン政権の対立」というテーマでご講演いただきます。 北朝鮮は最近、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)3発を搭載可能な潜水艦の建造を終え、新型潜水艦の進水式やSLBMの発射実験を行う可能性があると報じられており、バイデン米政権の対応が注目されています。今回は、北朝鮮の政治や経済がご専門の高先生に、北朝鮮の新たな経済戦略やバイデン政権に対するアプローチについて幅広くお話しいただく予定です。
コラム

バイデン政権の誕生と米・イラン関係

こうした中、2021年1月20日にバイデン政権が誕生しました。バイデン大統領は、オバマ時代の「イラン核合意に復帰する」という公約を掲げてきました。国家安全保障会議(NSC)や国務省の主要ポストに、オバマ政権時代にイランとの核交渉に携わった人たちを次々に任命してイランとの交渉再開に意欲を示しています。
コラム

歴代米政権のイラン政策はどうだったのか?

今回は米国の歴代政権とイランの関係を簡単に振り返ってみたいと思います。 米国政府は、レーガン政権時の1984年1月にイランを「テロ支援国家」に指定し、それ以来イランとの「テロとの戦い」を続けています。でも共和党政権、民主党政権問わず、これまでに何度もイランとの関係改善を試みたことはあります。ブッシュ父政権の時も、クリントン政権の時も、関係改善を目指してイランとの交渉を試みたことがありました。
コラム

米・イラン対立の歴史を理解する

米国とイランが核問題をめぐる対立を続けています。バイデン米大統領はトランプ前大統領と違い、イランとの核交渉再開に意欲を示しているようですが、政権発足から2か月以上が経ちましたが、いまだに交渉再開の兆しは見えていません。 それどころか、“イラクで米軍基地がイラン系武装勢力の攻撃を受けた”とか、“米軍がシリアでイラン系武装勢力の拠点を空爆した”とか、“イランが支援するイエメンのフーシ派がサウジアラビアの石油施設を攻撃した”などというニュースがたびたび報じられ、中東からは軍事的な緊張が続いている様子しか伝わってきません。
お知らせ

新プロジェクト スタート!

本プロジェクトでは、国際政治アナリストや危機管理アナリストとして活躍する菅原出(すがわらいずる)によるコラムを執筆するほか、実行委員長を務める『外交・安全保障サマーセミナー』の運営メンバーが国際問題に関わるニュースや用語を解説します。